Uncategorized

〜下位交差性症候群〜に対してピラティスは効果的?

basisbodymaintenance

「身体を整えて」から「動く」ことで「コンディショング、ライブパフォーマンス」を高め、快適な毎日を過ごせるように、セッションをご提供しています。

・本記事から得られるもの、理解できる事

〇下位交差性症候群について理解が深まる

〇不良姿勢(反り腰)について理解が深まる

今回は下位交差性症候群について記事を書いていこうと思います!

また、下位交差性症候群に対してのピラティスによる効果も記載していきます!

簡単に下位交差性症候群とは、、?

下部交差性症候群は、理学療法士であるヤンダ(janda)が提唱している概念の一つです。

人間の身体にはインナーマッスルとアウターマッスルあります。

両者は互いにバランスをとることで正しい動作・姿勢をとることができますが、生活習慣の乱れや運動不足などでバランスを崩すと特徴的な不良姿勢や動作で出現することがあります。

首や胸周りは上位交差性症候群と表現され、骨盤周りは下位交差症候群と表現されます。

硬くなりやすく、緊張しやすい筋肉と筋力が低下しやすい筋肉が交差して位置するため、このように呼ばれています!

簡単言ってしまうと、反り腰の状態に近いかなと思います!(典型的な反り腰のイメージ)

→腰と太ももの前の筋肉は緊張しやすい、お腹とお尻・太ももの裏の筋肉は弱くなりやすいと覚えておきましょう!

細かく筋肉名をあげると、、

◯硬く、緊張しやすい筋

脊柱起立筋・腰方形筋・腸腰筋・恥骨筋・大腿筋膜張筋・大腿直筋、外側広筋(大腿四頭筋)など

◯筋力が弱化しやすい筋

腹筋群(腹斜筋群、腹横筋)・大臀筋・股関節外旋筋群・ハムストリング・大内転筋

筋肉からも推察すると、、骨盤周りは腰椎伸展位、骨盤前傾位になる傾向が強そうですね!

リサーチでも腰痛・反り腰がある方は、下位交差性症候であることが多いと報告されています!

実際に当スタジオにお越しいただいているお客様もほとんどの方が反り腰傾向ですね!

それと同時に肋骨が開いてみえるオープンシザースシンドロームという姿勢と併発している印象が強いです!

年齢、性別に関係なく、幅広い世代でみられることも特徴です。

腰痛・反り腰を改善するために、下部交差症候群の改善することが重要です。

しかし、弱くなった筋肉に対して筋トレをするのではなく、緊張している筋肉を抑制してから運動を行った方がより効果的だと考えられます。なぜなら、緊張した筋肉たちが動作や姿勢のコントロールの阻害してしまうからです。

当スタジオではトレーニング前に手技で筋緊張をコントロール(抑制)してから実施しています。

最後に、ピラティスをトレーニングに取り入れる事によって下位交差性症候群にどんな効果があるのか、紹介していきたいと思います。

・硬く、緊張しやすい筋肉(特に脊柱の周り)を脱力・リラックスさせる(分節運動など)

・筋出力が低下した筋肉(腹筋群やハムストリングなど)を集中的に刺激することができる

・身体操作をダイナミックに動かすことができる(多くの筋肉・関節を動かすこと)

・正しい身体の動かし方や姿勢を学習できる

当スタジオでは、手技にて筋緊張をコントロールしてから、マシンピラティスを中心に上記のことをしながら身体の不調を根本的に改善するサポートをしています!

まとめ

・下位交差性症候群はインナーマッスル、アウターマッスルのバランスの異常にて起きている

・腰と太ももの前の筋肉は緊張しやすい、お腹とお尻・太ももの裏の筋肉は弱くなりやすい(反り腰の方に多い傾向)

・下位交差性症候群に対してピラティスは効果的だと考えられる

身体の不調や姿勢でお困りの方はぜひ、体験セッションお待ちしております!!

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます🙇

山下 敏弘(Yamashita toshihiro)
山下 敏弘(Yamashita toshihiro)
理学療法士
記事URLをコピーしました